あらすじ
【あらすじ】
「大きな白鯨は、見た者の願いごとを叶えてくださるそうだよ。――ねぇ。鯨、探しに行こうよ」
化(ばけ)
噂話や伝承などで人々に知られており、一般に災のもととされ、神とは違い怪奇を引き起こす根源と信じられている怪異、妖怪。
時は、明治時代末期。それら化を討伐するために「化け祓い」と呼ばれる剣士団が生まれた。
中月絺紘、御崎馨、宮次秀佑の三人は英大学園に通いながら、化|《ばけ》と呼ばれる怪異を祓う〝化け祓い〟をしている。しかし、御崎馨は病により、サナトリウムに入ることになってしまう。
晴れた日、一人の少年が宮次秀佑のもとにやってくる。
「迷子になってしまった。助けて欲しい」と。
【世界観】ヴィクトリア朝日本
化と呼ばれる妖が街中にいる。大抵は、噂話や伝承などで人々に知られており、災のもととされ神とは違い怪奇を引き起こす根源とされている。それらの化を討伐するために「化け祓い」と呼ばれる剣士団が生まれた。普通、化は人間の目に見えるが動物や人に紛れているため区別はつかない。
【注意点】
この物語を書くにあたって「化」が多く登場するが、存在としての定義が曖昧であると思わざるを得ない場面が描写されるかもしれない。
今一度その定義について以下の文にて紹介する。
結論を言うと、「化」はいる。とPCたち及び主要NPCたちは少なくともそう信じている。作者としても居ないとは言い切れない。すべての「化」に意味があるからだ。
まず、「化」とはわたしたちが暮らす世界線で言うところの都市伝説や伝承、それらを含む不可解な事柄のメジャーな部分といったところだろうか。俗に言うディスマンやユーマに近い存在だ。皆、良いことは信じたいだろうし、悪しきことは信じたくないから疑りにかかるだろう。人間とはそういうものだとわたしは思っている。
そういった何らかによる思念が独立し、個体となり意識を持って生まれたものこそが「化」であるとわたしは考えている。
では、どれだけの人間が「化」の存在を視認し、信じているのだろうか。それはわたしにも分からない。ただ、メインキャラクターたちだけでないのは確かなはずだ。
つまり、誰が何を信じているかはわたしたちは知る由もないのだ。尤も、「化」は少々御伽のようである。端から見たらそんなもの信じるなど少しばかりではあるが、変わった人である印象を受けるはずだ。