あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢マリアーナに転生した元OLの夢は、シナリオ通りに王子オリエットから婚約破棄され、田舎で悠々自適なスローライフを送ること。
そのために完璧な悪役令嬢を目指し、ヒロインへの嫌がらせや王子に嫌われるための奇行を繰り返すが、全てが裏目に出てしまう。彼女の悪事はなぜか周囲に幸福をもたらし、いつしか「陰で善行を積む、控えめな聖女」というありえない評価を確立してしまう。
待ちに待った卒業パーティーの断罪イベント。歓喜の婚約破棄と国外追放を言い渡されたマリアーナの前に、彼女の奇行を「常人には理解できぬ深遠な計画」だと盛大に勘違いした隣国グランツ帝国の皇太子アシュトンが現れる。
「その罪人、我が国で引き受けよう」
アシュトンによって帝国へ連れていかれる。