あらすじ
世界を飛び回るキャビンアテンダント・七海は、いつものように仕事に追われながら、旅先の景色に心を奪われることもなくなっていた。
そんなある日、彼女はパリ行きのフライトでひとりの男性・涼介と出会う。
偶然、旅先で再会したふたりは、限られた一日を共に過ごすことに。
ほんの短い時間。けれどその中に、確かな温度と心の触れ合いがあった。
けれど翌朝、何も言わずに別れてしまう。
「また会いたい」
そう願いながらも、再会を信じるには現実は遠く、言葉も手段も交わさずに終わったはずの恋。
しかし、数週間後に届いた一通のメールが、ふたりの運命を再び動かす。
今度は“偶然”ではなく、“選んで”出会うために。
空と地上、離れていても確かに惹かれ合うふたりが、
再び手を取り、ひとつの未来を描き出していく——