あらすじ
仕えていた主人に恋をした女。しかし、主人が愛したのは、突然現れた平民の白拍子だった。
嫉妬に狂い、主人を呪い殺した鬼女は、己にも呪いが降りかかることを閻魔に囁かれ、生まれ変わる。
山で暮らしていた鬼の男。主人を亡くし、一人になってしまったという農民の女に恋をする。
しかし鬼の男を誘惑し、村を破滅させようとしたと女は殺され、鬼は村人を皆殺しにすると、悪鬼となり生まれ変わる。
何の関係もない二人。しかしふたりは生まれ変わったのちに、夫婦となる。
運命の人じゃない。
悪鬼は鬼女を傷つけることを恐れ、鬼女は己の呪の代償が悪鬼に降りかからないかと恐れる。
「私は化け物です」
「奇遇ですね、私も化け物です」