あらすじ
森の国アクィラアーラには二百年に一度、"滅びの大火"が訪れる。
"灼魔の森"より来たるそれを"熱の秘法"によって鎮めるべく、天啓によって代々連綿と選ばれし赤、黒、白を冠する三人の子らがいた。
今代の名に、赤の子をプニカ、黒の子をモリオン、白の子をベトゥラをいった。
"森"の傍らたたずむ"秘法の塔"にて三人の子らは、師であるルブスから秘法を継承するため授業を受ける日々を送っていた。
それがすっかり子らの日常と溶け込んだある日、ルブスが国王に召喚され、三人は"自習"を言い渡される。
浮かれるプニカと諫めるベトゥラと、そんな風景をよそに淡々と書に向かうモリオン。
そんな日常の切れ間に誘惑の魔アンゴールが現れ、三人を引き裂こうとする--
錬金術という御業に由来した用語について、意識変容は黒化、白化、赤化という三段階に別れているそうな。
しかし意識とは形状に喩えれば多面体的で、単純に三段階というには違和感がありました。なれば三つの要素はあるとしても、もっと複雑な様相を描くのではないかなと。
そんなところから着想を得て、この作品を書くに至りました。
ほぼアドリブ書きなので長さなどどうなるか分かりませんが、なるべく短めにまとめるつもりです。
どうぞ宜しくお願いいたします。