あらすじ
『滅ぼしの子』
それは――天使と悪魔の間に生まれた、決して許されざる存在。
その子がこの世に生まれ落ちた時、
天界も、魔界も、そして人間界さえも滅びる。
そう語り継がれてきた、終末の伝承。
だから天使と悪魔は、必要以上に交わらず、距離を保って生きてきた。
けど……
「おい……それ以上近づいたら、俺、我慢できなくなる」
「が、我慢……っ!?」
私は、天使。
彼は、悪魔。
「俺の部屋に来いよ」
なのに止まらない。
こんなの駄目だと、分かっているのに。
心は、理屈を知らない。
この感情が世界を壊すかもしれないと知りながら、それでも、彼に触れたいと思ってしまう。
そんな2人の未来とは――