あらすじ
大熊第一高校の1年生、2学期から転校してきた撒旦 恋(さたん れん)くんは、驚くような容姿を持った男の子だった。近寄りがたいが、話してみると親しみやすい性格の彼は、1年D組の生徒と徐々に仲良くなっていく。
───彼は実は、数万年前、神から追放された悪魔の一族だった。
悪魔は人に神の愛を横恋慕された経緯から、人に横恋慕をしなければ飢餓で亡くなってしまう超弱小の種族であった。
悪魔は卑屈な考えを持つ存在で、今まで人族と上手くコミュニケーションを取れなかった。
状況が変わったのは今から100年前、曽祖父の曽祖父が、日本に来てからの出来事。
曽祖父が悪魔の歴史上初めての定着する眷属を生み出し、撒旦一家は本格的にスタートするも、撒旦の両親はマッチングアプリをして亡くなってしまう。
唯一現世に残された、悪魔の神童サタンくんが、唯一の眷属の司城一家の長女、司城哀衣と同じ高校で悪魔の領域を増やそうと四苦八苦する横恋慕物語である。