あらすじ

夏の午後。校舎裏で、また拳が飛んでいた。 「……おい、翔! またかよ!」 教師の怒鳴り声なんて耳に入らない。 俺――高木翔は、ただ目の前の相手を殴り飛ばすことだけを考えていた。 喧嘩に理由なんかねえ。けど、何かをぶつけなきゃ生きてられなかった。 そんな俺を、教室の窓からじっと見てる奴がいた。 本を片手に、冷めた目で。 名前は宮下慎。クラスの「幽霊」みたいな奴だ。 まさか、あいつと組んで―― 笑いを武器に、全国を目指すことになるなんて。 その時の俺は、欠片も想像してなかった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/29
  • 現在の作品拳と本と、笑いなんて遠いもの