あらすじ
かつて、北の地に巨大な領土を持つ王国があった。
今は昔、王国は隣国との戦争を繰り返し、騎士が守るこの国は疲弊していた。
南の地に、女神が人々を癒すために湧かしたという奇跡の泉の伝説があった。
どんな傷も
どんな悲しみも癒す
女神の泉
その水によって加工された女神の護符は、多くの人々の信仰を支えている。
脆弱な身体を持ち、親に捨てられるような形で騎士の道へ歩むことになった少年、イーゴリ・メドベージェフ。
彼は、14歳の頃に女神の護符を尊敬する騎士の師範から与えられる。
星降る夜に照らされた女神の護符を握りしめ、イーゴリは誓った。
彼を信じてくれた師範の騎士。
そして仄かな恋心を寄せていた、師範の娘ヴェーラ。
この二人を守るために、命など惜しくはない。
必ず守る。
そう、護符と星降る美しい夜に誓った。