あらすじ
「お前はもう用済みだ」
Sランクパーティー『神速の剣』の付与術師ノアは、長年の貢献を全否定され、理不尽に追放された。
彼独自のスキル【概念付与】は、武具に【不壊】や【必中】といった「意味」を与えるだけの地味な能力。派手な魔法を使えないノアの貢献は、名声と共に傲慢になった英雄たちの手柄にすり替えられ、いつしか彼は「無能な荷物持ち」と蔑まれるようになっていた。
全てを失い、流れ着いた辺境の街ミストラル。
ただ静かに暮らすことだけを望み、図書館の雑用係として働き始めたノアが出会ったのは、一人の風変わりな少女だった。