あらすじ
しっかり者の美少女・もかの家には、“正体不明”のダメエルフがふたり居候している。
もかに『ダメェルフ』と呼ばれる彼女たちは、神秘的で神々しい美貌を誇りながらも、その実態はどうしようもなく怠惰で無気力――。
まるで『何もしないことが仕事』のように、ひたすら惰眠をむさぼり、ズボラ飯をせがむばかりのぐーたらな日々を送っていた。
一言で言えば、自由奔放。
悪く言えば、ただの自分本位。
のんびりマイペースなふたりに振り回されながら、もかは呆れつつも、レスラー並みのプロレス技を織り交ぜながら、毎日頑張って甲斐甲斐しく世話を焼いている。
――思わず、『お前らの存在意義って何?』と問いただしたくなるほどにダメダメな彼女たち。
しかし、彼女たちにはそれぞれ、しっかりとした『存在理由』があった。
彼女たちは、『未来』と『過去』から流れ着いた、『漂流エルフ』という存在だったのだ。
――輝く未来に生きる。漂流ハイエルフ、『明日のエレノア』
――偉大な過去に生きる。漂流ダークエルフ、『昨日のベネル』
そして、そんなふたりと暮らすのは、現在を生きる少女、『今日のもか』
交錯する過去と未来が、もかの日常(いま)に巻き起こすものとは――?