あらすじ
「私の日常は、誰かの幸せと引き換えに成り立っていた」
裕福な家に生まれ、病弱ながらも奇跡的に命をつなぎ、不自由のない暮らしを送るメモリア。
けれど時折、彼女の身に不可解な現象が起きる。
夜ごと訪れる夢――崩れ落ちる街、煤けた空気、そして白い衣の少女と、その手を握る青年。
謎の癖や、並外れた反射神経――。
そんなある日、彼女の前に白い小鳥を連れた旅人・カイリが現れる。
服装こそ違えど、その顔は夢に見た青年にそっくりだった。
彼に興味を持つメモリア。しかし、カイリには、ある目的があった。
それを知らされた時、彼女は――。