あらすじ
魔獣に脅かされる王国。
南部の要塞都市ルヴァンで戦う狙撃兵アリアは、不思議な“直観”によって数々の危機を救ってきた。
だがその力は、周囲からは「勘の鋭さ」としか見られない。
そんな中、帝国から派遣された黒衣の将校セリオスと出会う。
無敗の将校、冷徹と恐れられる男。
しかし彼と共に戦った瞬間、アリアは思い知る。
――彼の動きが手に取るように分かり、彼もまた、自分を理解しているかのように戦っていた。
伝説の民族「星読みの民」。
百年前に滅んだとされるその血が、アリアの中に眠っているのかもしれない。
王国と帝国の思惑が交錯する戦場で、
狙撃手の少女と黒き将校の物語が動き出す。