あらすじ

◇あらすじ  高校生の戌亥ヨシオは、他人には見えない・聞こえないものが認識できる特殊な体質を持っていた 。彼は自身に取り憑く謎の存在「定保氏ユキナ」と共に、他人との関わりを避けた退屈な日常を送っていた 。しかし、校内で噂される「屋上の幽霊」をきっかけに、ヨシオは女子生徒の霊が作り出した赤い異界に閉じ込められてしまう 。  絶体絶命の危機に瀕したヨシオを救うため、それまで黒い靄のような姿だったユキナが初めて美しい少女の姿を現す。ヨシオが傷つけられたことに激怒した彼女は、自らを「神」と称するにふさわしい圧倒的な力で霊を平定し、異界を崩壊させた。こうして日常に戻ったヨシオだったが、彼の世界は一変する。ユキナは常に少女の姿でそばにいるようになり、その存在をより強く意識せざるを得なくなったのだ。  そんなある日、ヨシオは校内で「私が見える人、探しています」という奇妙なメッセージを見つける。その主は、オカルト儀式に失敗して誰にも認識されない「透明人間」になってしまった後輩、一ノ瀬モモエだった。彼女の孤独に過去の自分を重ねたヨシオは、ユキナの強い嫉妬と反対を押し切り、モモエを元に戻す手伝いをすることを約束する。  こうして始まったヨシオと透明な後輩、そして嫉妬深い神様による調査の末、モモエが鏡の向こうの「もう一人の自分」と入れ替わりかけていることが判明する。満月の夜、三人は再び儀式を行い、鏡の中から現れた怪異と対峙する。ユキナの力を借りたヨシオの活躍で怪異を退け、モモエは無事に元の姿を取り戻した。しかし事件解決後、モモエはユキナの姿と声を認識できるようになってしまう。退屈だったヨシオの日常は、彼を巡るユキナとモモエの騒がしい日々へと変貌を遂げたのだった。

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カクヨム
カクヨム2025/08/28
  • 現在の作品『あれ』が視える俺の非日常 ~オカルト修羅場のド真ん中で~