あらすじ
黒耀城塞を拠点に、人々を脅かす“妖”との戦いが続く黎都。
その最前線に立つのは、特務隊の五隊。
紫晶隊指揮官が不在の中、新たに指揮官として迎えられた紫藤姫乃。
兄の死の真相を暴くため、剣を取った彼女は、仲間を守るために揺るがぬ覚悟を抱いていた。
だが――
夜影隊指揮官・雷堂烈真に出会い。
冷徹に見える彼の言葉や行動が、次第に姫乃の心を揺さぶっていく。
「俺は――おまえに惚れてる」
交錯する二人の想い。
運命に抗うように伸ばされたその手を、掴むべきなのか。
それとも、誓いを果たすために切り捨てるべきなのか。
影と光の狭間で揺れる姫乃の選択が、黎都の未来をも左右していく――。