あらすじ
2025年8月28日、灼熱の午後。公民館「ひまわりの間」で、4人の主婦がハーブティーを片手に井戸端会議を始める。次男の靴下トラブルで遅刻した「私」を智子がからかい、美咲は子どもの蚊刺され話から新聞の話題へ。福岡と大分の県境を走る「BRTひこぼしライン」の新サービス「星空特別便」――トンネル内にLEDで流れる星や流星群モードが登場すると知り、宇宙人騒動を思い出した佳代が毒を吐きつつも笑い合う。
話題は名古屋の地蔵盆へ。スイカ割りが復活し、水鉄砲で合図する坊さんの「ピューッ!」に想像を巡らせ、子どもたちの失敗談でテーブルは再び騒然。さらに「私」が関東の少年野球チームの「ひざ小僧日傘」エピソードを明かすと、小倉優香さんの次男くんが考案した冷却対策に一同は噴き出す。
クッキーも紅茶も尽きる頃、智子が「星空便」への家族旅行を提案。「宇宙人に会えるかも」と笑いながら帰路につく4人。蝉時雨の中、彼女たちはくだらないおしゃべりこそが、地方の夏を彩る「小さくて眩しい星空便」だと気づく――。
日常の些細な悩みも、仲間と分かち合うことで輝きに変わる。地域の風物詩と母たちの温もりが織りなす、ほのぼのとした夏の午後を描く物語。