あらすじ

失踪した父に代わり鑑定屋を継いだ娘・適見。しかし、鑑定眼は持ち合わせていなかった。仕方なく“適当な名前”を付けてごまかすが、それこそが彼女だけが持つ禁忌のスキルだった。 適当に付けた名前は本来の意味を無理やりねじ曲げ、街やギルドを巻き込む大騒動に発展していく。報道リポーターは大はしゃぎで実況し、ギルド長は報告書の山に絶叫、勇者は“追体験を見せる剣”に崩れ落ちる。 さらに怠惰が極まると“自動スキル”まで習得し、呪われたアイテムは加速度的に増殖。封印班は毎日出勤を余儀なくされ、ついには自動人形まで持ち込まれる始末――。 怠惰な鑑定屋の名付けは、いつしか国を揺るがす事態へと繋がる。 そして彼女が自分の力の本質を認知したとき、父の残した“適当”の真意に辿り着くのかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2025/08/28
  • 現在の作品鑑定屋の店主が危険すぎる ――名付けた商品は厄介事の始まりだった