あらすじ

夜しか会えないふたり

夜のロビーに
ひとすじの旋律が落ちてくる

盲目の指先が描くのは
見えない景色
けれど確かな心の輪郭

モップを握る手を止め
私はその音に導かれる
昼の私を知らない彼だけが
夜の私を赦してくれる

「好き」とは光なのか
それとも闇なのか
問いは答えを持たず
ただ音だけが、静かに広がる

私たちは夜にしか会えない
朝日がすべてを暴く前に
互いの声とぬくもりを重ね
闇に、ひとすじの光を見つける

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アルファポリス
アルファポリス2025/08/28
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