あらすじ

日本から召喚され、革命を起こした勇者は英雄か?独裁者か?  18世紀後半から19世紀ヨーロッパを彷彿とさせる異世界エウロディア大陸。ウィレーツェル連邦は勇者として日本から召喚され、魔皇を討ち、革命を主導したアヴェリス・クルアールが統治する列強の一角である。 「お前に歴史書を編纂してもらう。俺たちの真実を、後世に残せ」 ウィレーツェル連邦の総統アヴェリスは、秘書シャルに「真実の歴史書」を編纂する使命を託し、連邦の功罪を後世に残すよう求める。 数世紀に渡り、異能力を神の恩恵と崇めるウィレーツェル帝国と、魔皇ギルディオン率いるクルザノヴァ皇国の魔族が争ってきた。 そんな中、異世界・日本から召喚された高校生・紅條泰春(アヴェリス・クルアール)は、魔皇を討伐。だが革命を起こし、もう一人の勇者で皇太子ミカイルと皇太子妃で皇女クラリスを処刑。帝国を革命で打倒し、「統一鋼鉄党(統鋼党)」による一党独裁のウィレーツェル連邦を設立した。 連邦設立後、アヴェリスは魔族との同盟を結び、クルザノヴァ皇国から流入したアヴェリスの故郷、地球史の歴史書が「啓蒙開化」を引き起こす。明治維新を思わせる文化流行が市民を熱狂させ、党のイデオロギーが浸透し、連邦を列強の一角に押し上げる。 シャル・イルは、処刑されたもう一人の勇者ミカイルと帝国皇女クラリスの皇子。幼少期に親の敵であるはずのアヴェリスの養子となり、秘書として仕える。シャルは秘書としての党の権力闘争を、一市民として紛れ、国を間近で観察する。 「英雄か、独裁者か。歴史だけがその答えを知る」 ※この作品は様々な本や資料を調べた上で歴史人物、事件の解説や説明、言及が多くありますが、諸説ありな点や必ず正しい保証はありませんのでご注意ください。

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カクヨム
カクヨム2025/05/31
  • 現在の作品紅の歴史書