あらすじ
「あまてぼり」——検索しても出てこない伝承。
だからこそ、それは記録されねばならなかった。
あらすじ
大学生の主人公は、亡くなった先輩の友人が残した「未完成の卒論データ」を手に入れる。
そこには、△県の小さな集落に伝わる日照り乞いの舞踊儀礼——“あまてぼり”についての調査が詳細に記されていた。
だが論文の末尾には不可解な一文があった。
「あまてぼりは、虚構である。」
存在しないはずの祭りを確かめるため、主人公は現地へ赴く。
やがて彼は真実と、今もなお漂い続ける怨念に触れていく。
——そして最後に記すのは、虚構か、それとも事実か。