あらすじ
私、須藤未来(みく)は東京に憧れだけを抱いて上京した。けど、送るのはバイト生活だけ。
そんなバイトも、どれも長続きせず、二、三ヶ月でクビになることがほとんどだ。
その日も、ファミレスのバイトをクビになった私は、途方に暮れながら俯いて何も考えず足だけを進めていた。
「人員募集」の貼り紙が目に飛び込んできたのはそんな時だ。電信柱の隅に貼られていたその紙は、不審さが漂っていたけれど、私はそこに行ってみることにした。
三階建ての建物で、看板には「五十嵐探偵事務所」の文字。
その名の通りそこは探偵事務所で、個性豊かな探偵たちがいた。