あらすじ
とある事件を解決し、王都へ戻る途中のレトとメルルは、
突然、魔獣の襲撃に巻き込まれてしまう。
帰りの手段を失った彼らが保護されたのは、偶然にもレトの故郷だった。
『魔獣狩り』のルピーダと再会したレトたちは、
なりゆきだが襲撃してきた魔獣の討伐に加わることとなる。
その魔獣とは、『厄獣』と呼ばれるギガントベアで、
非常に知能の高い、かなり異質の魔獣だった。
村の周囲では、プライネスとウルバッハという二つの領が緊張状態にあり、
争いごとを回避するために定められた緩衝地帯が設けられていた。
特にウルバッハ領は極めて閉鎖的な自治領であり、
不穏な噂が聞かれるところだった。
そのウルバッハ領から逃げてきたと思われる人物の遺体がプライネス領で見つかり、
レトは魔獣討伐だけでなく、その真相にも迫ろうと考える。
しかし、人知を超えたギガントベア『厄獣』の襲撃により、
レトはもちろん、『魔獣狩り』たちの思惑は大きく狂わされることに。
『狩る』側が『狩られる』側へと変わり、
彼らは森の中をさまよう。
レトとメルルは『厄獣』の危機より逃れて、事件の解決ができるのか。
剣と魔法の世界を舞台にした、サバイバル・ミステリー。