あらすじ
都会へと引っ越してしまった幼なじみ(あなた)が、夏休みに地元へ戻ってくる。待っていたのは、不器用で口下手な彼女。標準語を一生懸命勉強してみたけれど、どうしても訛りが抜けない──そう彼女はぎこちなく笑う。
二人が再会した場所は、幼い頃から毎年花火をした、町を見下ろせる高台の公園。小さな線香花火を前に、彼女は何度も失敗しながら「最後までできたら、前に進める気がする」と静かに挑む。
「見ててほしい」――その願いが着地するのは、どんな未来か。
線香花火の小さな火玉に重ねられた、揺れる心とまっすぐな想い。夏の夜に響く花火の音と虫の声が、二人だけの時間をやさしく包み込む。
※第4回「G’sこえけん」音声化短編コンテストASMR部門参加作
※台本形式で書かれた、耳で聴くように楽しめる青春恋愛ストーリーです。