あらすじ
放課後、いつものように幼なじみの桜と帰宅していた相川悠真。
しかし商店街を抜けた先に広がっていたのは、見知らぬ鬱蒼とした森――。
気づけば、二人は日本ではない異世界に迷い込んでいた。スマホも通じず、家も道も消え、目の前にはただ茂る木々と未知の生物の気配だけが残る。
不安と驚きの中、二人は近くにあった洞窟へと逃げ込む。そこで目の前に現れたのは、自分たちの力を確認できる不思議な“ステータス”。悠真は不思議な力を持つことに気づき、桜もまた未知の力で自在に魔力を操れることが分かる。
しかし悠真の力だけでは生存に十分ではなく、桜の力を借りる必要があった。だが桜の力には条件がある――
「力を分けるには、必ず接触しなければならない」
こうして、二人は協力して異世界を生き延びることになる。
手を繋ぐだけでは済まされず、肌と肌の距離は常に近く、互いの存在を意識せざるを得ない状況に。