あらすじ
神界でのんびりと暮らす女神ルネ。
ある日、いつも一緒にいる美人三女神と話していると、主神様がお子を人間界に落としたという。
「一緒に落ちて添い遂げたら、神界に戻った後も結婚してくれるんじゃない?」
という玉の輿計画に、安易に乗ってしまう。
落ちた先は同じ国の似た地位で、貴族の令嬢として生まれた。
受肉成功! この体の名前は「アニエス」
などと喜んでいたものの、家庭環境に難ありだった。
女神の力も全く使えないまま、普通の人間として生きる。
というか、令嬢としてではなく侍女としての生活を強いられるなど、なかなか厳しい環境に身を置く事になっていた。
ある日、使いで買い出しの途中で馬車に撥ねられそうになり……。
そこで「化け物英雄」と揶揄される辺境伯に出会う。
彼は、若くして英雄と称されながらも、魔族を撃退した時に呪いを受けた。
そのせいで醜悪な姿に変えられてしまったのだった。
その彼に、なぜか見初められたアニエス(ルネ)。
突然の結婚という状況に混乱しつつも、過酷な生活から抜け出せた喜びをかみしめる。
そこでようやく、人らしい暮らしを送る事ができ、やせ細った体も人並みになった。
そんなおりに、アニエスにも魔力が発現する。
それは七色に輝く、虹色魔力だった――。