あらすじ
ミレーナは、ローランシア王国の辺境の地・ハーディン村で、家族で相棒の幻獣・ネムちゃんと暮らす百歳。
幻獣の中でも希少種のネムちゃんは、たくさんの術を使うことが出来て、その力の恩恵で、長生きをしていた(もちろん、少しずつ老いてはいる)
雇っていた使用人のおじいさんが、ぎっくり腰になってしまい、新しい人を募集したところ、面接にやって来たのは……。
なんと
名門伯爵家の次男で、飛び級で学校を卒業、
魔法学校を出席で卒業して、その後、入隊した軍隊では、大佐まで昇進。
最近、軍を辞めたばかりの、チートスキルを持った二十五歳の青年・サイリ君だった。
……こんな優秀な人が、どうして我が家で住み込みの仕事をしたいの?
元々、若い男性を雇うつもりはなかったミレーナは、一度は不採用にするものの、サイリ君は幻獣についても詳しくて、手放すのが惜しい存在に……。
――一家に一人欲しい、サイリさま。
勢いのまま、サイリ君を雇うことになったけど、彼は苦手な虫も退治してくれて、ネムちゃんの世話をしてくれて、魔法を使って何でもできてしまう、控えめにいって「神」だった。
そんな彼のおかげで、ミレーナは快適なスローライフを送っていたのだけど……。
やっぱり、優秀すぎるサイリ君には、重大な秘密があるみたいで……。
気がつけば、ミレーナも、どっぷり巻き込まれていた。
とんでもないスキル持ち(性格には難アリ・腹黒)魔法使い・サイリ君と、幻獣ネムちゃんと共に、のほほんと生きていたミレーナの(たまになぜか魔法バトル有り)ありふれた日常のお話。