あらすじ
文明が崩壊し、未知の生物が闊歩する終末世界。
その灼熱の荒野を、一台のキッチンカーが旅をする。その名は「ハッピーハングリーバーガー」
それを走らせる、店主のコノエ・アンドウと小さな相棒テッド・リード。
奇妙な掟を持つ都市国家や、荒野に生きる人々を訪れ、絶品のハンバーガーを振る舞う。
コノエの揺るぎない哲学――「もったいないから」という言葉の真意を、テッドはまだ知らない。
「食べることは、生きること」。
その当たり前の言葉が、全く異なる意味を持つこの世界で、二人が行き着く先とは。
これは、絶望の世界で「命」を調理する、一人の女と一人の少年の、歪で切実な旅の物語。