あらすじ

1980年 大学祭の二日目。 正也は恋人のようで恋人ではない曖昧な関係の女子大生・みづほと過ごしていた。 膝に縫い付けられたトゥイーティーのワッペンは、二人の親密さを象徴するしるしだった。 だが、みづほが問いかける「私たちってどんな関係?」という言葉をきっかけに、二人の距離は急速に軋んでいく。 正也は答えを出せないまま背を向け、祭りの喧噪の中で別の女性の誘惑に流されてしまう。 その膝には赤いドレス姿のベティ・ブープのワッペンが縫い付けられていた。 夜更け、再びみづほのもとに戻った正也。 彼女は壊れそうな笑顔を浮かべながら「私はずっと待つ女だから」と告げる。 それは祈りなのか、それとも呪いなのか。 小さなワッペンに重ねられた、若さゆえの愛と残酷さを描く物語。

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小説を読もう2025/08/27
  • 現在の作品膝のトゥイーティー