あらすじ
一年前に大切な人が殺された。
復讐のために犯人を追い続ける少年ギール。その最中、彼は死に瀕した天使の少女エフィーと出会う。
それが運命の分岐点だった。
エフィーはもうじき死ぬ。
故に彼女を救うべく、ギールは禁書に記されていた『天使の修復魔法』を発動する。
その代償が、十四日後の自分の死と知りながら――。
禁書によると、自分が死ぬ前にエフィーが死亡すれば、ギールは死を免れるという。
復讐を果たすため、助けたエフィーをこの手で犠牲にするのか。
それとも復讐を諦め、この命を彼女に譲るのか。
エフィーにその事実を隠しながら、どうするべきか悩み続けるギール。
だが、エフィーがギールに恋心を抱いたことで、どちらを選んでも彼女が救われない未来が確定してしまう。
そのうえ、エフィーを巡る謀略も陰で動き始めていて――。
次第に混迷を極めていく状況に対し、ギールは……。