あらすじ
異世界に聖女として召喚されたマーシア。
けれど彼女が望んだのは、派手な戦いや陰謀の渦ではなく――
ただ、小さな庭のある神殿の離れで、穏やかな日々を生きること。
麦粥の朝に感動し、サラダに目を輝かせ、ジンジャークッキーに四苦八苦。
掃除や洗濯では庶民感覚を炸裂させてワルキューレに心配され、
お風呂では「トリートメントをください」と涙目に。
ふわふわ小動物のように喜んでいるのに、
実は農業や石鹸増産の未来を考えてしまう、ちょっと聡い受験生の顔もあって――。
そして、ときおり訪れる騎士オスカーの優しさに、
小さな胸がどきどきしてしまう瞬間も。
癒しと笑いと、ほんのり恋。
聖女マーシアの“痛ましいほど可愛い”スローライフ、はじまります。