あらすじ
俺は音坂 理久(おとさか りく)。生まれつき霊感があり普通の人間には見えないものが見えてしまう一人の男子中学生。高校は地元から離れたところに入学し平穏な高校生活のスタートを切ろうとしていたのだが..
入学前の春休みから一人暮らしを始め、入居二日目の朝。
「重い…」
重さに耐えかねて目を開けるとそこには青髪の美少女が。
人間と妖怪どちらの気配も纏っている不思議な子だ。
彼女の名前は一ノ瀬 柚葉(いちのせ ゆずは)。
俺と同じく自分の特殊さ、周りとの違いで苦労し家出をし、たまたま見かけた俺についてきて家に入ってきたらしい。って、どうやって入ったんだと思ったが彼女は雪女と人間のハーフで自由に幽体化と実体化ができ、家の壁をすり抜けることなど造作もないそうだ。
他人との違いで悩み、あきらめてきた人生に自分に似たものを感じ、彼女を追い出すわけにもいかず見捨てられなくなった俺は彼女に提案する。
「俺とでよければ一緒に住まないか?」と。
そんなこんなで始まる二人の同居生活。これは他人との違い、普通ではない自分のことを分かり合える二人だからこそできる助け合いの同居話。