あらすじ
東京・杉並区で起きた、飢えた末のコンビニ強盗事件。
大学生の雪菜は、社会学教授・聡一郎、美咲という子ども食堂ボランティアと共に、その背景に潜む「数字では見えない貧困」の現実に向き合う。
統計が示すのは、6人に1人が貧困という事実。だが現場で見たのは、夢を語る子どもたちと、支援を拒む大人たちの葛藤だった。
非正規雇用、生活保護の壁、物価高…政策という名の刃が人々を追い詰める中、三人は「包丁を握らなくても生きられる社会」を目指して動き出す。
一万の食卓が灯す希望は、日本を変えられるのか――。
これは、数字と物語が交差する、現代日本の貧困と希望の記録。