あらすじ

「木が痛がるから、杭は3センチ右に」 「……冗談じゃない!」 大陸の未来を懸けた歴史的な街道建設。その現場監督に任命されたドワーフの若き天才技師ゴリンにとって、自らが引いた完璧な設計図こそが絶対の法だった。 しかし、彼の相棒に任命されたのは、森の声こそが真実だと言い張る、エルフの美しき森の番人ライラ。 理論武装の「石頭」と、森を詠む「詩人」。 水と油の二人の任務は、くだらない口論で終わるはずだった。 だが、ドワーフの工具が忽然と消え、エルフの聖なる木が枯れるという奇妙な妨害工作を皮切りに、二人は森に仕掛けられた巨大な謎へと巻き込まれていく。 響き渡る遺跡の歌、眠りにつく作業員たち、そしてついには、決して起きるはずのなかった殺人事件……。 反発しながらも、背中を預けなければ生き残れない。 果たして、水と油の凸凹コンビは次々と起こる難事件の真犯人を見つけ出し、大陸の未来を繋ぐ「夜明けの道」を完成させることができるのか? ミステリーとコメディで贈る、本格異文化交流ファンタジー、開幕! ※ この作品は、前作である『誰が英雄を殺したか — 竜殺しの英雄 —』を先に読んでいただくとより楽しむことができます。もちろんこの作品単体でもお楽しみいただけます。

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小説を読もう2025/08/26
  • 現在の作品エルフの深き森とドワーフの鎚の音