あらすじ
僕たち四人は大学で同級生になった。
入学してから早くも三ヶ月。
康太は北海道出身。
健斗は滋賀出身。
泰樹は広島出身。
そして僕は東京出身だ。
・・この時点で気づけよって話なんだけど・・みんな出身地バラバラすぎたんだ!
大学は「有名大学」・・誰もが知ってる名前だ。
「おぉ〜、あの大学行ってんの・・カッコいい〜!」なんて言われる大学!
でも・・いざ入学してみたら・・・!
まさかの23区じゃないしぃ・・都下・・・しかも山に囲まれた森の奥地。
大学側では「豊かなら自然と勉学に適する環境」って言っているけど・・もう隔離された僻地!
学生もぉ!
「え、キャンパス・・ここ修験者修行場じゃない〜?」
ってくらいの僻地だった。
ある日。夏休みが近づいた頃。
康太が言った。
「なぁ・・東京って・・遅れてるよな」
僕「おい・・東京ディスんのやめんかぁ」
康太「だってよぉ!セイコーマートが無いんだぞ!!」
健斗「うんうん・・アンスリーも無いしな!」
泰樹「そうそう・・ポプラも無いぞぉ!!」
三人そろって、まるで何かの同盟みたいに叫ぶ。
僕「ん・・いや待て待て・・セイコーマート?アンスリー?ポプラ?・・・・・?
それ、もしかして新日の新手の必殺技?!」
康太「違うわぁ〜超有名コンビニだってぇぇ」
健斗「誰もが知ってるやつ!」
泰樹「ソウルフードの殿堂!」
僕「えぇぇぇ!?
だってコンビニって言ったら・・セブン・ファミマ・ローソンじゃん!」
三人が・・やはり同盟で息ぴったりで揃えて叫ぶ。
「セブンやファミマやローソンより超有名なのぉぉ!!!」
・・その瞬間・・声は山にこだまし・・鹿は逃げ猿は木のてっぺんまで登り・・熊はキャンパス近く・・まで来たくらい!
結果・・僕は知った・・勉強になった。
東京は「コンビニ王国」じゃなくて・・地方民から見れば・・コンビニ不毛地帯・・だということを。
〜お・わ・り〜