あらすじ

大学二年も終わりに近づいた二月。吉井一颯(いぶき)は、都内のカフェで高校の同級生だった西条花霞(かすみ)とばったり出くわす。 花霞は、控えめだけど真面目で強さもある女の子で、教室での楽しい思い出が蘇った。だが、偶然の再会に喜んだのも束の間、花霞は意味のわからないことを言った。 「初めまして……じゃないんですね」 全く覚えられていなかったことに一颯がギョッとしていると、彼女は続けてもっと信じられないことを告げる。 自分は今、ひとを十人までしか覚えていられないの、と――。

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カクヨム
カクヨム2025/08/26
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