あらすじ
須藤咲登子(すどうさとこ)は最終学年を迎えた。何の変哲もない日々を過ごし、やがて卒業していくのだと思っていた。
だが新入生である桐谷琥太郎(きりやこたろう)の姿を見付けた時から、咲登子の中で止まっていた時計がゆっくり動き出す──。
ひょんなことから週に二回だけ共に下校することになった二人は、離れていた時を埋めるように距離を縮めていく。
しかし過去のトラウマから想うことに臆病な咲登子は、桐谷の前から逃げ出してしまう。
どれだけ後悔しても、時は戻らない。
蟠りが解けぬまま、やがて咲登子は卒業の時を迎えてしまい──
これはちょっぴり切なくて、不器用な二人のお話。
※ハッピーエンドです。
※初恋愛作品なので、暖かい目で見守って下さい。
※コミュニティにてアンソロ参加作品です。
「春」を連呼していますが、当作品は"3月"がメインの作品です。
浅き春=3月の季語となっております。