あらすじ
ルミ子は三人兄弟の末っ子だった。
姉の夫が威張り散らし、性的なイタズラをされる生活に耐えられなかった。
そんな自分をかばってくれる実の兄に、いつしか恋心を抱くようになる。
そして姉と間違えられて体を触られた事をきっかけに実の兄と関係を持つ。
やがてルミ子は妊娠し、アルバイト先の冨士雄という田舎者と結婚する。
そして愛の結晶を産み、幸せの絶頂を迎える。
しかし、運命はルミ子が思う程、甘くはなかった。
生まれた息子は最重度の知的障害者。
それでも『子供』と言うだけで、ルミ子も周囲もその子を溺愛した。
一方、冨士雄との間に生まれた娘に愛情を持てないルミ子は、家事奴隷としてしつける道を選んだ。
誰も悪くない。
何も悪くない。
ただ、幸せになりたいだけ。
これが単なる私の妄想である事を切に願う。