あらすじ
なんの変哲もない毎日を送る1人の女子高校生、白石 柚子。
真面目で勉強熱心…というのは建前。中身は乙女ゲーム好きのオタクであった。そんな彼女は帰宅途中に少女とぶつかる。
「あら?私を知らなくて?私はかの4大公爵ルーブランシェ家の娘、アイリス=ルーブランシェでしてよ?」
え。転生って逆パータンが存在するのですね?
「…!こ、これはどれだけ複雑な術式が埋め込まれているのです!?な、なぜ王家にしか存在しないと言われている最高峰の魔道技術を使った魔道具ががここにあるのです…!?…はっ!私…すっかり騙されておりました…ユズリーナ様は王宮魔導士ですわね?私の目は欺けませんわよ!」
「学校の水道に感動してる…」
「ご覧なさってユズリーナ!これを押すとインクが自動で出てきましてよ!?」
「…それただのシャープペンだよ」
「こ、これは…!?この魔法の紙はなんですの!?この紙があれば魔法の道具が手に入るのです!?」
「紙幣だね。…って、待って待って!!!破っても数は増えないから!価値下がるだけだから!」
「う、うごきました!動きましたわ!!!私感動いたしました…、銀って取り付けるとものは動くのですね…!」
「…電池が全て純銀だったらどれだけよかったか…」
「私気づきましたの…!これがいわゆるコンパクト…!我が家よりも狭いのにたくさん倉庫がありますわ!」
「やめて、これでも一応この国で一番面積の広い駅なんだよ!新宿駅は!!!あと店を倉庫っていうな!!!」
これは乙女ゲームから抜け出してきた少女が異世界(この世界)でスローライフを送るために奮闘するお話である。