あらすじ
――「先生、文化祭で歌ってください。断ったらバラします」
主人公・小桜千花《こざくらちはな》は、物腰柔らかな紳士的な数学の先生、明良杏哉《あきらきょうや》に恋する女子高生。
高校二年生に進級した四月、意中の明良が担任に決まった千花は距離を縮めるため、学級委員長に立候補する。
生真面目で実直な性格を活かし、順調に学級委員として明良との関係が築けてきたある日、千花は穏やかで優しい彼が荒々しく路上ライブをしているのを目撃してしまい――。
本当の先生と今まで恋していた先生の狭間で、少女は今まで知らなかった先生の楽しそうな姿が引っかかり、彼の本当の姿をみんなにバラすと脅し――。なぜか作詞をすることに……!?
これは彼らが“知ってしまった”から始まった、諦めた夢と失恋に向き合う音楽青春物語。