あらすじ
社会人3年目、25歳の普通のOL――だったはずの「私」。
金曜の夜、缶チューハイ片手にPCを整理していたら、中学時代に書いた黒歴史小説のファイルを見つけてしまう。
羞恥で叫んで布団に潜り込んだ翌朝、目を開けたら――そこは、未完の小説の中だった!?
世界は崩壊の危機に瀕していた。
理由はただひとつ。作者(私)が更新を放棄して物語が途絶えたから。
街は虚無に飲まれ、人々は怯えている。
そして、最推しキャラだった「漆黒の魔王」に「見捨てし神」と呼ばれ、命を狙われかける始末。
だが手にした黒い羽ペンと古書に言葉を書き記すと、現実が上書きされる。
羞恥全開の朗読ポエムで世界を修復し、住人から「救世の書記官」と崇められる羽目に――!
かつては「ただの黒歴史」。
けれど今は「世界を救う力」。
推し魔王と腹心の幹部たちと共に、私は自分の黒歴史小説を救済する旅に出る。
……って、これほんとに私が書いた世界なの!?
しかも推しと相棒ポジションからのじわじわ距離が近づく展開とか……待って、これ本当に書いてた!?
黒歴史小説×異世界転移=推しと共に世界再構築!
羞恥と責任と、ちょっぴり恋愛。
大人になった元・厨二病の私が、もう一度「物語」と向き合う物語が始まる。