あらすじ
気づけば少女リーナは異世界の神殿で目を覚ましていた。
巫女たちに「聖女」として崇められ、彼女には癒しの力が与えられていた。だがその正体は、千年前に封印された“魔王”の魂が転生した姿。
本来なら世界を滅ぼすはずの存在が、なぜか「癒しの奇跡」を発揮する。
「……まあ、いいか。滅ぼすよりは作り直したほうが面白そうだし」
聖女として人々を救いながら、裏で魔王の知識と力を駆使し、腐敗した貴族や教会をひっくり返していく。
婚約破棄も追放もない。ただ静かに、しかし確実に――リーナは世界の形そのものを変えていく。
「私にできないことなんて、ないんだから」