あらすじ
魔力を持たない少女 ルーチェ は、辺境の小さな村で古びた工房を継いだ。
父は王都でも名を馳せた伝説の魔導具職人だったが、彼の死後、工房は衰退。
魔法が使えないルーチェ自身も村人から「落ちこぼれ」と蔑まれていた。
しかしルーチェには――ひとつだけ、誰にも真似できない才能があった。
それは 「壊れかけの魔導具を、誰も想像できない進化を遂げさせる」 技術。
粗悪品と笑われた剣を渡せば、勇者が一撃で竜を斬り伏せる伝説の剣となり、
ガラクタの指輪を手直しすれば、王女を守る神話級の加護が宿る。
気づけば彼女の作る「不思議な魔導具」は、世界の運命を変える鍵となり――
本人はただ「工房を立て直したい」だけなのに、勇者や王女や魔王候補にまで振り回されることに。
「えっ、私が戦うんですか!? いやいや、武具作るのが本業なんですけど!」
異世界で、戦わないのに最強なヒロインの物語が始まる。