あらすじ
その日から、いやそれ以前から、私は彼のすべてが愛おしかった――。
母のいない夜、二人きりの部屋で新婚夫婦のように過ごす時間は、禁断の甘さと背徳感に満ちていた。
私が来人のすべてを世話し、抱きしめるたび、胸の奥で独占欲が疼く。
しかしその幸福は、私の良心を痛めつける罪でもあった。
だが、遠くからその光景を見つめる者が。
リア――冷酷で狡猾な観察者は、二人の関係を計算し、未来の悲劇を楽しみに微笑む。
愛も幸福も、そして絶望も――全ては彼の掌の上で踊る駒に過ぎないのかもしれない。
――これは、愛と独占、そして邪悪な策略が交錯する、禁断のラブストーリー。