あらすじ
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2016年に書いたものを約2年ぶりに書き直しをし、すべてのページが閲覧可能になりました。
「仔羊たちの唄声」では、エンディングのグロ描写が許容範囲を超えていたようで、運営の判断により長い間「強制非公開」になっておりました。
エンディングをマイルドに書き換えるなら、スパッと終わらせて続編を書こうと思ったのですが、なかなか筆が進みません。本来のエンディングに向かうよう、いつか続編を書くつもりです。
グロがお好みでしたら、是非ともご一読を。
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~序文より~
僕は、小さな頃から大人達に可愛がられた。
賢い子供、優秀な子供、将来はきっと地位の高い素晴らしい仕事に就くだろう、とまわりの大人達は僕を褒めた。
両親も人前で僕を褒めた。僕は大人達が喜ぶことをしただけであって、決して優秀だとは思わなかった。
なにをすれば大人達は喜び、僕を褒めるのかわかっていた。
時々、僕自身が嫌な奴だと思うこともあったが、大人達の喜ぶ顔を見ると僕は優秀な子供を演じなくてはいけないと思った。
しかし学校では、勉強ができるわけでもなく、スポーツが他の生徒よりできるわけでもなかった。
その上、部活動をしていなかったので友達も少なく、女友達は全くいなかった。
クラスでは特に目立たず、虐められる生徒という訳でもない、ごく普通の生徒だった。
ただ、他の生徒と少し違っているところがあるらしく、それは随分前から僕のまわりの人達は気付いていた。
仲良くなった友達に聞くと、付き合いにくいところがあるらしいが、それ以上詳しくは教えてくれなかった。
僕自身、気分屋なところがあるのはわかっていた。それ以上に僕には、聞きたくても誰にも聞けない秘密があった。
それが理由なのかはわからないが、僕の友達はみんな少し癖のある人付き合いが苦手な連中が多かった。