あらすじ
僕たちは今を必死に生きながら、過去に縛られ未来を願う。
私だけが知っていてあなたが知らない、
あなただけが知っていて私が知らないこと。
それだけじゃない。
決して口には出せない後悔と懺悔を、皆が抱えていた。
***
高校最後の夏。本当なら、青春に恋愛に忙しいはずで。
想いを寄せる彼。
この世にはいない親友。
心を塞いだ生徒会長。
この三人と自分とを結びつける"手紙"を私は持っている。
ずっとこのままで良いと思っていたけれど、
もう終わりにしよう。
そろそろ区切りをつけなければならない。
だけど、真実を知ったなら、
知らない方が良かったと思ってしまうだろうか。