あらすじ
「やってしましましたわあああああ」
ゲームの悪役令嬢に転生してしまった侯爵令嬢イザベラ。待ち受けるのは、ゲーム通りの悲惨な断罪ルート。絶望した彼女は、ふと閃く。
「どうせ断罪されるなら、せめて推し活したい!」
イザベラは運命を回避することではなく、前世から愛してやまない護衛騎士・レオ様の「推し活」に全力を注ぐことにした。
しかし、推しを追いかける彼女の行動は、なぜか婚約者の王太子・エルリックに「自分への愛」だと勘違いされてしまう。最初は「傲慢な俺様」だった彼が、イザベラの気を引こうとこっそり体を鍛え始め、ついには髪の色まで変えて推しそっくりになろうと努力する姿に、イザベラも次第に心が揺らいでいく。
これは運命を無視して推し活に邁進する悪役令嬢と、そんな彼女に振り向いてほしいと必死にもがく王太子の、前代未聞の恋物語。