あらすじ
「洗濯、したよ」
その一言に、カチンときたことはありませんか?
ボタンを押したら終わりじゃない。干して、取り込んで、畳んで、しまうまでが洗濯なのに!
東京都郊外の2LDKで暮らす、紗季(33)と陽太(35)。
元SEで工程管理の鬼である妻・紗季と、体力と愛情は無限大だけどちょっと大雑把な夫・陽太。2歳の娘・いとと猫の“おこめ”を愛する二人の間では、日々、家事の分担をめぐる見えない戦争が勃発していた。
「手伝う」って何? 「ちょっとお願い」の“これ”ってどれ? なぜタオルはいつも誰かの“見えない手”で補充されているの?
そんなすれ違いだらけの日々を変えたのは、紗季が導入した“プロジェクト管理術”だった。
家事の終わりを定義する「DoD(Definition of Done)」、作業を分解した「工程カード」、そして感謝を伝える「フルセンテンスのありがとう」。
これは、夫婦という名のチームが、“名もなき家事”という巨大なプロジェクトに挑む、笑いと共感、そして発見の記録。
洗濯機の終了メロディが、今日のゴングだ。
読めばきっと、あなたの家の景色も少しだけ変わって見えるはず。