あらすじ
異世界に転生すれば、チートスキルで第二の人生を謳歌できるはずだった――。
地味で平凡な日々を送っていた猿渡継人は、ある日、非業の死を遂げる。そして目覚めた異世界で、勇者として魔王軍に立ち向かい、世界を救う英雄になる運命だった。
しかし、現実は甘くなかった。
いかに優れた肉体やスキルを手に入れたとしても、痛いものは痛いし、恐怖も消えはしない。
目の前で繰り広げられる凄惨な戦いに、ついに継人の心は折れてしまう。
やがて人類は、魔王軍に敗北した。
辛うじて生き延びた者たちは、かすかな希望を未来に託し、自らに永遠の封印を施す。
そして継人は、いつか封印を解くために、再び転生することを誓うのだった。