あらすじ

人の血肉を喰らう呪いを背負う夜の種族──「夜噬種(やぜいしゅ)」。  彼らはその力を狩りへと転じ、異形の「穢獣(けだもの)」を討つ「狩人《ヤクター》」として暗躍していた。  湘南西部・紫吹市。野犬の群れに襲われ瀕死の青年・宵村銀慈郎は、狩人の女・荒鱗(こうりん)に救われる。  しかしその代償は、人間としての死。謎の洋館で目覚めた時、彼の存在は社会から抹消されていた。 「今日からお前は剋舟(こくしゅう)。──我らと同じ、呪われた狩人だ」  狩人の中でも伝統を重んじる一派──「伝統狩人《ヤクターリア》」であるここの掟は、必ず二人一組であること。  相棒のという縁(よすが)とヒトの心がなければ、渇きに呑まれ穢獣と変わり果てる。  長らく相棒を持たぬ荒鱗は、銀慈郎──改め剋舟に何かを感じ、彼をバディとすることを上に掛け合っていたのだ。  否応なく人間を辞めさせられ、人肉食という呪いに喘ぐことになった剋舟は、荒鱗と、そして館の仲間達と穢獣狩りの長い夜へ身を投じていく。  呪いと祝福を抱えた狩人たちは、果たして何処で果てるのだろうか──。 ※完全人力・個人創作

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カクヨム
カクヨム2025/08/24
  • 現在の作品噬血のヤクターリア