あらすじ
帝政ローマを模した大帝国。
属国となる寸前のケルトの地・アレシアから、一人の巫女姫が投降した。
蜂蜜色の髪と空の青の瞳を持つ彼女は、民を救うために美と声を磨き上げ、総督マルクスの前に立つ。
その瞬間、若き将軍は恋に落ちた。
しかし彼女は皇帝の象徴として「鳥かご」に囚われ、屈辱の歌を強いられる。
彼を試すかのように、皇帝は巫女を酷く扱い続ける。
マルクスは拳を震わせながらも耐え、ただ一度だけ彼女の真名を呼んだ――。
青き空の下、血と涙を越えて歌われる恋歌。
戦勝と陰謀に揺れる帝国で、二人の愛は試されてゆく。